「こんにちは。お元気ですか」2015年
 

2015.11.16-2016.01.17

 秋も深まり、晩秋から初冬へと季節が移り変わっていきます。 この時期やはり歌ってしまいます。
 ランチャーズの「真冬の帰り道」...
 今年もいろいろありましたね。自然災害が一番大きかった出来事でしょうか。 テロ、いじめ、世界遺産登録、安保問題、ノーベル賞と、次から次へ途切れも なくいろいろな事件が起きました。一つひとつの結論が出ないまま、また次の事 件へとつながっていくそんな世相でした。
 本日は国産旅客機MR(J 三菱リージョナルジェット)が初飛行を迎えました。約 半世紀ぶりの国産旅客機だそうです。三菱さんは戦前「ゼロ戦」などの軍用 機を開発・製造していました。その当時、100万人規模の雇用の受け皿となっ ていたそうです。
 今年の夏、知覧の「特攻記念館」でその「ゼロ戦」の勇姿 を見てきました。戦火に散った少年飛行兵の姿と共に...。 戦後70年、飛行機が武器だった時代から、公共の移動手段のひとつと なった「国産飛行機」、これからもどうかこのままの姿でありますように...。 遠い遠い空の上から祈っている聖霊たちの声を忘れないで...。
 今年もありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。(ヒロコ記 H27.11.12)

 

2015.9.28-2015.11.15

風に光に秋の気配を感じています。
もう少し時が経てば紅葉が始まり、また「いつもの秋」が感じられそうです。
日本は「温暖で四季があって」という時代が変わろうとしていますね。
 20世紀は「気候」にとっては穏やかな時代だったようです。私達はそれが正常と思っているので現在の激しい気候と較べて地球がどうかなってしまうのではないかと心配しています。
 が、地球の地理的歴史、日本の地理的歴史からみると、平安時代などはものすごく気候変動の激しい時代だったようです。さらにさかのぼればその前の何百年前、さらにその前のと、繰り返されていたようです。
 21世紀はどうやら生活全般、気候、政治など変化の激しい時代になるようです。こんな時代こそヨーガが必要だと思います。柔軟な心で自分をしっかり見つめ、たくさんの情報から取捨選択を意識を持ってしなければならない時代に入っているのかもしれません…。何事も勉強ですね~。合掌(ヒロコ記 H27.9.24)

 

2015.8.10-2015.9.27

暑くなりました。毎日毎日暑さと向き合わされています。
今年の夏はいきなり風のない日が続き、まだ体が慣れていないところに蒸し暑さがやってきました。この体にまとわりつく「蒸し暑さ」はほんと、体力を消耗しますね。
 セミの声がミーンミーンと鳴くそんな中、またあの8月15日がやってきます。
 私の父は当時20歳で招集され、最後の別れを告げに実家に帰省し、隊へ戻る途中の東海道線の車内で終戦を知り、命拾いいたしました。20歳の青年がどんな覚悟で、どんな気持ちで両親に別れを告げに来ていたのでしょうか。
一日でも出撃が早ければ父も20歳でその生涯を閉じていたかもしれません。
 今もまだ、世界のどこかで紛争が起きています。何百年何千年経っても、宇宙にロケットが飛ぶ時代になっても、広大な宇宙の中の小さな地球の中で、小さな自己満足のために争い、命を落としている人々がいるのです。
広大な宇宙には無数の星があり、どんな生命体が存在しているかはまだ未知の世界ですが、もしかしたら地球人同士で戦っている場合ではなくなる時が来るかもしれないのに…?!
命の大切さを戦後70年の夏、噛みしめています。合掌  (ヒロコ記 H27.7.29)

 

2015.6.22-2015.8.09

先日、山形の親戚から「さくらんぼ」が届きました。
そんな季節なんですね。形も良く美味しかったです。そうなるまでには大変な作業があり、今年はまた「さくらんぼ」にとっては過酷な天候が続いたのだそうです。感謝していただきました。
 世界中の天候が今、過酷なんですね。そんな中で「生きている」私たちは生命力が強いのかも…。30年前、40年前とは全く違う日本の季節の移り変わりです。その中で情緒が育ってきたのにその余裕がないくらいです。日本人も変わって行くはずですね。俳句の季語も変わってしまうのでしょうか。
 それでもまだ私たちは周りに木があると心が安らぎますよね。これは「猿の時代」の名残りで、木の上で緑に囲まれていると猛獣に襲われることを回避できた記憶が残っているからだと言われています。さらに暗闇が怖かった
り、焚火の炎を見ると安心するのも夜行性の猛獣から身を守るために焚火を囲んで生活していた時代の記憶の名残だと言われています。
 人間が人間らしくいられるのは、もはや遺伝子に刻み込まれた記憶に頼るしかないのかもしれませんね。頑張れ!われらの遺伝子達!

 

2015.5.4-2015.6.21

日差しが暑くなってきました。
桜の樹の葉も青々と茂り始め、初夏の気配です。これから益々暑さが大変になります。エアコンの効いたお部屋では足首を守ってくださいね。
  先日、新潟の「山忠」という会社から3名の社員の方々がお見えになりまし た。夏用のシルク製レッグウォーマーを3年間で60足購入したらしい...、「山忠」さんとは20年近くのお付き合いらしい...、珍しい...との理由での取材でした。 足首を保温することの大切さをお話させていただき、五本指ソックスを履いてヨガをやることで、本当に体の具合の悪い人には体を緩和させる早道であ ることを併せてお話しさせていただきました。
 私自身、身体や心が弱く、自分自身を見つめて丁寧に仕上げていく今のスタ イルのヨーガ教室ができたのは、持病(気管支拡張症)があったからこそ で、もし健康で元気な肉体だったら若いうちから今のスタイルに至ること など思いつかなかったと思います。 いつの間にかヒロコ・スタイルのヨーガ教室が出来上がっていました。 両親や会員の皆様すべてに感謝なのだと思います。皆様いつもありがとうございます。これからも一生を懸けてもっと進化させていきたいナ~と 思っています。合掌 (ヒロコ記 H27.4.23)

 

2015.3.16- 2015.5.3

 春間近でございます。花粉症の人々も花盛りでございます。 さて、今年の桜はいかがでしょうか。
「イヤなことだらけの世の中で~♪」とサザンオールスターズが唄っているドラ マ「流星ワゴン」(TBSテレビ)、ご覧になってますか? 現在の社会問題など がテーマになっていますね。そのなかで主人公の父親役の香川照之さんが、 さかんに「朋輩(ほうばい)じゃ!朋輩じゃ!」と言う台詞を発していました。
「朋輩」とは、同じ主人に仕えたり同じ先生に就いたりしている仲間、また、 同じくらいの身分、年齢の友、同輩、と辞書にあります。 川崎の中学生刺殺事件はいろいろな意味で「朋輩」がからまわりしていた ような気がします。それだけではありませんが...。あんなにたくさんの人々の弔 意を受けているのをテレビで見ると、つい生きている間に何とかならな かったのかと思ってしまいます。
 皆さんにも朋輩と言える人がいらっしゃると思います。どうか何かあった ら一生懸命に考えてあげてくださいね。ヨーガランドも微力ながらお役に立てればと思います。ヨーガランドは「♪あったかいんだから~♪」と言わ れるように...ヘヘヘ (ヒロコ記・H27.3.5)

 

2015.1.26- 2015.3.15

今日は1月15日。昔でいえば小正月(こしょうがつ)。小豆粥を食べる日。繭 玉の形をお餅で作って柘植の木に一個一個刺して大黒様といっしょに飾る日。 どんと焼きの日。成人の日。などが思い出されます。やはり1月15日は祝日であってほし いのですが...。
 いろいろなことが目まぐるしく変わり、頭の中がグルグルしてしまいます。そんな自分が 統制できなくなって、どうしていいのかわからなくなってしまった人が、世間では変わっ た方向に行ってしまうのかもしれませんね。
 最先端の情報や機械をを駆使して上手に世間の波に乗れている人はそんな人の 気持ちはわからないかもしれませんね。手を差し伸べてあげたくてもどうしてよいのかも わからず、ただ、だまって上から見ているだけなのかもしれません。それはそれでお気 の毒ですが...。そういう差を感じています。
 人間であることの一番の証しは、「情」を持っていることだと思うのです。人の 気持ちにもなれ、植物の気持ちにも、動物の気持ちにもなれること、相手を思い やってあげられることなのだと思うのですが、なんだかそこのところが“ざわつい ている”感じがします。神様と仏様が身近な存在と意識している日本人は人一 倍の「情」の深さで、あらゆる人々とも理解し合える民族だと思います。先頭に 立って世界を引っ張っていってほしいですね。自戒を込めていくつになって も忘れないでいたいと思います。合掌 (ヒロコ記 H27.1.15)

2014.12.08- 2015.1.25

桜の葉が道いっぱいに敷きつめられ、『落葉のじゅーたん』が色を重ねています。ザ・タイガースの名曲「落ち葉の物語」のメロディを頭の中に流しながら駅へと歩いています。
 寒くなりました。メタセコイアの葉もいっそう茶色に染まりいよいよ冬本番です。いつものように年の瀬を迎え、年の始まりを感じる季節となりました。この国にとって今年は良い事も悪い事も結果が極端な年となりましたね。フィギュアの羽生選手、テニスの錦織選手の活躍、そしてノーベル賞。はたまた広島の土石流、御嶽山の噴火、長野県白馬の地震、そして円安、総選挙(AKBではなくて!)。
 それでもこの国が生き続けていけるのは国民が「がくん」ときていないからなのでしょうか。ある冊子で読みました。「がんになっても、他の病気でも『がくん』が来なければ何とかなる。逆に軽い病気でも『がくん』が来ると死んでしまう。『生命力のスイッチ』をオンにしておかないと『がくん』が来る」と。「講道館の柔道の極意は『なにくそ』と思うことだ。力で負けても技で負けても『なにくそ』と思い続けることだそうだ。『がくん』となったら戦えない」と。病は気からと申します。感情を整えることが何よりの薬。難しいけど良く効きます。この国を支えるためにも『がくん』を呼び込まないようにどうぞ善い事と思う練習にヨーガにいらしてくださいませ。合掌   (ヒロコ記 H26.12.3)