「こんにちは。お元気ですか」2010年
 

2010.11.29〜2011.01.16
 2010年が暮れていきます。そして2011年とまた新しい年に移行していきます。やっぱり言ってしまいます。「あれほど暑かったのに…」寒くなりました。
地球も変動しているというのは、環境の面からも皆さん体験していらっしゃると思います。人体や物質にも周波があるように地球にもその周波があり、それを「シューマン共振」と呼んでいるようです。地球の低周波を計ったものらしいです。
 それが人体の脳波と同調していると言われています。地球の周波は1985年頃は7〜8ヘルツだったのが、2010年には14〜16ヘルツになってしまっているそうです。人間がリラックスしている状態がα(アルファ)波で、7.8〜13ヘルツなので、それ以上の悪い波長になってしまっているようです。これに影響されてか時々、今までになかったような変質者による事件が起こっているらしいのです。私たちにできることはヨーガをして、瞑想をして自分の波長を良好に整えることかと思います。そのように皆さんが整え始めたら、『百匹目のサル』現象(経済評論家・船井幸雄氏の提唱する考え方)が起こり、地球の波動を元の穏やかな波動に戻せるのではないかと思う次第です。
 そう考えると腹式呼吸は『宇宙の呼吸』です。そして、再来年の2012年はキーワードの年と言われています。それもすぐそこです。「ガンバレ自分」と励ましながらこの地球を見守っていこうではありませんか。
(H22.11.24 ヒロコ記)

2010.10.11〜11.28
 ようやく涼しくなりました。あんなに暑かった夏も“やっと”終わりました。
本来ならば平均気温25℃前後が「昔の夏」だったのに、その感じが今現在「秋らしくなりましたね」と言ってます。何かおかしな感じです。
 この10数年の間にどんどんと変わっていってしまったのですね。
 今年は特別だったと思いたい…そんな「夏」でした。
 動物も植物ももちろん変化しています。なかでも「みつばち」の減少は世界的にも大変な事態を生んでいます。授粉ができないので花卉農家や果物農家は大変な思いをしているそうです。特に果物農家は大打撃です。
 みつばちの働きでローヤルゼリーもできます。ローヤルゼリーは、古代ギリシャ時代から知られていたらしいです。アリストテレス(B.C.384~B.C.322)の時代で、彼の本の中で「濃厚なはちみつに似た淡黄色の柔らかいもの、その中から女王蜂の幼虫は誕生する」と紹介されているそうです。
「健康に役立つ天然物質」として、その時代からその有用性は知られていたようです。
 身体にも美容にも良いとされる「天然物質」がどうか枯渇することがないように、いつまでもみつばちと人間が共存共栄できる自然界であってほしいと願うばかりです。 合掌
(H22.9.30 ヒロコ記)

2010.08.23-10.10
「風船蔓(ふうせんかずら)」の果実がなりました。
 昨年の夏、私の実家からそのタネをもらってきて今年撒きました。
 7階の自宅のマンションのベランダで、一つのプランターの中で朝顔と一緒に育ててきました。背丈が朝顔に先を越されていましたが、やっと追いついた感じです。
「風船蔓」はムクロジ科の植物で風船状の果実を観賞するために栽培されています。つる性の植物で一年草です。そのタネがまた素敵で可愛いのです。全体はなめらかなまん丸で黒色なのですがハート形の白い部分があるのです。なんかロマンチックな感じです。花言葉は“あなたと飛び立ちたい”とか“膨らむ夢”。果実は風船のようにも鈴のようにも見えます。これが風に揺れると一層涼しさを運んできます。丸い物、胎児の形の物、実がきゅっとしているものはエネルギーパワーがあるそうです。鈴のような実がなるなんて我が家にも「吉兆」の兆しでしょうか?とすると身体が丸いのも元気な証拠ですね。
 朝はベランダの植物に話しかけ、仏壇の仏様をお参りして「ゲゲゲの女房」を観て「昭和」を懐かしみ、夕方もベランダでの素晴らしい夕景に感謝し、夜は星空と涼やかな風に「ありがとう」と言います。そんな一日がおくれた日は“ちゅっくらい(中くらい)”の程良い幸せを感じます。何に対してもありがとう!といつまでも言える人でありつづけたいですね。(H22.8.12 ヒロコ記)


2010.07.05-08.22
 暑い夏がやってきました。
やっぱり来ましたね。なんとか「四季」は健在です。
先日、多摩動物園へ行ってきました。「東京タワー」と同じ年のわたしですが、この多摩動物園とも同じ年なんですよ。緑濃い多摩動物園は多摩の自然が生かされていて、春は桜が咲き、秋は紅葉が深くなり、木々もそよそよと風を運んでウォーキングには最高です。大人も楽しめる場所です。
 多摩動物園から帰りは高幡不動へと続く遊歩道を歩きました。
小さな川辺に沿って作られているので、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイの鳥たちに出会えました。最後はアオサギにまで出会え、今日はなんてステキな日なのでしょうと嬉しくなりました。動物園でワライカワセミに話しかけてあげたからかな?
「暮らしはどう?」と。そうすると「まあまあだ」っていうのです。「そうか、まあまあならいいネ!」というと「そうだな」と顔が笑っていました!?!?
 与えられた環境の中で命を生かしているのです。彼にとって決して広いとはいえない檻という“制約”を全うしているように思えました。
 水が高い所から低い所へ流れるという“制約”に逆らうことなく、サラサラと流れる姿が美しいように、役目を果たしている姿は美しいと思いました。
 さて…自分はどうでしょうか…とワライカワセミに学びました。
(H22.6.22 ヒロコ記)

2010.05.17-07.04
 お天気に恵まれたゴールデンウィークも終わり、寒気の乱れもようやく収まり(でもいきなり夏!)やっと落ち着いて過ごしていけそうです。
だんだん春らしい春が遠のいていきます。そして、いつしかこんな天気が当たり前になっていくのかもしれませんね。
 ゴールデンウィーク中は、仙台~松島~塩竃(しおがま)へと行ってきました。中でも塩竃神社の桜は圧巻でした。「変な春」のおかげで桜を見ることができたようです。今を盛りといろいろな種類の桜が咲き誇っていました。中でも塩竃桜という八重咲きの桜は、一つの花に花びらを50〜80枚もぎっしりとつけて、それはそれはステキでした。昔の人々は、こんな花々で創意工夫を凝らして、季節を楽しみ、装いを楽しみ、食を楽しみ、“物”としてでなく“心”を豊かにして“幸福”を感じていたのかなあと思いました。
 千代紙を使って襖や障子の穴を塞いだり、きれいな包み紙をブックカバーにしたり、箱に貼ったり、40年ぐらい前までは当り前のようなことでした。いつの間にかそういうことに楽しさを感じることを私たちは忘れてしまったように思えます。お金で何でも買えることに浮かれていたような気がします。
 物から心、お金から工夫へとチェンジする時が来ているのではないかと…。
 でもそれは決して昔に戻るのではなく、未来へ、新しい世界を切り開いていくことにつながるのでは…そんなことを考えながら新宿行の夜行バスに揺られて帰路につきました。(H22.5.11 ヒロコ記)

2010.03.29-05.16
 〜野バラ咲いてる山路を〜二人で歩いてた〜 と唄っていたのはかつての市川染五郎さん。今の松本幸四郎です(ちょっと旧い話ですが…)このころのテレビは「白黒」で、歌番組のセットもシンプルなものでしたが、それでもこちらに伝わってくるものがあったのは、その頃の歌手が大変上手だったのでしょう。
 やがて、「カラー」の時代になり、チャンネルもリモコンに替わり、そして今度は地デジだって。…何?って感じですよね。そして、「東京タワー」が「スカイツリー」に変わっていくのですね。「東京タワー」と同じ年の私としては、ちょっと寂しい気持ちです。新しくて早ければ良いってことでもないような気がします。
 古いものはだんだん「味」が出てくるので、両方を上手に使うことかと思います。負け惜しみに聞こえますか?やっぱりバランス(ヨーガ)が大事なのではと思います。
 最近の世の中はその「バランス」がくずれている気がします。政治も経済も気候も不安定なので、その中で暮らしているということは、アンバランスな波動を受け易いということなのでしょう。自己の丹田をしっかり持ち、バランスを失わないようにしましようね。(H22.3.16 ヒロコ記)

2010.02.08-0328
 ほんのりと、どこからか梅の花の香りを感じます。
 陽当りの良い所では梅の花が咲いています。今年の冬は寒い日もありましたが比較的暖かな冬のように感じます。
 突然ですが、3月よりヨーガランドが新スタジオへ引越します。今の場所(アイコート吉祥寺)から歩いて1〜2分の所です。五日市街道に面しているのがやや難点ですが、南向きで陽当りは良い所です。
 今の場所で6年と4ヶ月、その前の所は10年と10ヶ月いました。思えばヒロコ・ヨーガランドは三鷹の広い教室(フェンシングのスタジオを時間借りしていた)から始まりましたので来年には、とうとう20年になります! 
 実を言うと今の場所は、春は前の公園に桜の花が咲き、夏は風が通り抜けて涼しかったのですが、最初は陽当りも悪く、電車の音が良く聞こえ、冬は寒かったのです。そのうち、南側の暗い塀がなくなって明るくなり、日射しもちょっぴり入るようになりました。私は皆様のおかげだと思っています。瞑想の時の“善想”が良い「気」を呼んで地場を変えていったのだと思います。本当に感謝です。
 どうぞまた、新しい場所にも皆様のお力をお貸し下さいませ!
 再び最高のイヤシロ地をめざして・・・ 
(H22.1.27 ヒロコ記)

2009.12.21-10.0206
 早いもので2009年もそろそろ暮れていきます。メタセコイヤの葉が真っ茶色になりました。あまり寒くないので「師走」らしくありませんが大晦日の頃は、もっとそれらしくなっているのでしょうか。
 日本の政治・経済のようにお天気も先が読めません。こうなったら、一日一日を自分の五感を働かせて生活していくしかありませんね。ヨーガはこういった身体の感覚と心の感覚を研ぎ澄ましていくものなんですが、お役に立っているのでしょうか?身体も心も落ち着いて健康であること、生活していくことも見誤らないようにしなくてはいけないと思います。
 ますますヨーガが必要かと思いますが…… こんな時代への応援メッセージをある方に教えていただいたので、ここにご紹介いたします。

LA FORCE DE LAMOUR
生きる歓びは純粋さ、美、善など、あらゆるものから生まれてくる
           〜中略〜
生きる喜びを持つということは 若いということである
生きる喜びを持つということは 愛する喜びを持つということであり
幸せになり 他の人々の役に立つ人間になるということである
それには 自分の役割を誠実に果たすことである
結局、生きる喜びを持つということは、見返りを求めずに
微笑(ほほえみ)を与えることである。
(「フランス革命・人権宣言200周年大会」会長のミッシェルバロン氏)   
どうぞ! 2010年もよろしくお願いいたします。
(H21.12.9 ヒロコ記)